豊かな表情を見せる鍾乳石や石筍が神秘的で美しい鍾乳洞です。全長170mで、最大の洞穴は直径約5~6m、高さ10m以上です。
標高878mの高地に位置しており、洞内は一年中、8度の温度が保つ自然の冷蔵庫となっており、最深部には不動尊の石仏が安置されています。
洞川の里を見下ろす高台の地底に広がる鍾乳洞は、関西最大クラスの規模を誇ります。
洞内には、ドーム状の天井から鍾乳石が、地面からは石筍がのび、様々なオブジェを形成し、美しくも神秘的な地下宮殿が広がります。特に貴重なストロー鍾乳管(ストロー状の鍾乳石)が見られます。
「ドロッコ」という愛称のモノレールで向かうのも楽しみのひとつです。
1933年に発見され、5年の歳月をかけて発掘されました。洞川地区は石灰岩を含む水成岩地帯で、大昔は現在の集落がある場所全体が巨大な鍾乳洞だったと考えられています。
それが崩れ落ち、現在の鍾乳洞はその末端だった所ではないかと考えられています。
堆積した「カルスト地形」が、二酸化炭素を含む雨水によって溶かされ、大きな空洞ができたとされます。
鍾乳石は1cm伸びるのに100年以上かかり、気の遠くなる程の時間と大地と水の織り成す芸術的な美しさは見る人を魅了します。
9:00~18:00
夏休み期間中(7月20日~8月末)8:00~19:00
冬期営業(10月~3月)9:00~17:00
荒天時・点検等の日
12月31日~1月6日
大人 450円
小人 200円
かつらぎICから車で約80分