「日本の秘境」とも言われる吉野・天川村・十津川エリア。昔ながらの生活を体感できる農家民泊など、地元の人とふれあう滞在スタイルがおすすめ。
吉野・天川村・十津川には、桜の名所吉野山、谷瀬の吊り橋、みたらい渓谷、面不動鍾乳洞、十二滝などの観光スポットがあります。
天川村が誇る自然美の宝庫 御手洗渓谷は、奈良県吉野郡天川村北角に位置する、関西地方屈指の景観美を誇る渓谷です。新宮川水系・天ノ川の支流である山上川の下流域、川迫川との合流点付近に形成されたこの渓谷は、長い年月をかけて水と岩が織りなした雄大な自然景観が広がる場所として、多くの人々を魅了してきました。 深い山々に抱かれた渓谷一帯には、澄み切った清流、巨石や奇岩、大小さまざまな滝が連なり、訪れる人を非日常の世界へと誘います。天川村の自然を象徴する存在ともいえる御手洗渓谷は、ハイキングや渓谷散策、写真撮影など、さまざまな楽しみ方ができる観光名所です。 大峯山系の恵みが生み出した渓谷の成り立ち ...»
洞川温泉は、奈良県吉野郡天川村に位置する、関西屈指の歴史と風情を誇る温泉地です。大峯山脈のふもと、標高約820メートルという高地に広がるこの温泉郷は、澄んだ空気と豊かな自然、そして修験道の深い歴史に育まれてきました。古くから信仰と暮らしが結びついた山里の温泉地として、多くの人々を惹きつけ続けています。 大峯信仰とともに歩んできた山里の温泉街 洞川温泉は、熊野川水系の源流の一つである山上川(洞川)沿いに発展してきました。この地は、大峯山・山上ヶ岳や女人大峯として知られる稲村ヶ岳への登山口にあたり、古来より修験道の拠点として重要な役割を果たしてきました。修験者や参詣者たちは、厳しい山修行に入る...»
豊かな表情を見せる鍾乳石や石筍が神秘的で美しい鍾乳洞です。全長170mで、最大の洞穴は直径約5~6m、高さ10m以上です。 標高878mの高地に位置しており、洞内は一年中、8度の温度が保つ自然の冷蔵庫となっており、最深部には不動尊の石仏が安置されています。 洞川の里を見下ろす高台の地底に広がる鍾乳洞は、関西最大クラスの規模を誇ります。 洞内には、ドーム状の天井から鍾乳石が、地面からは石筍がのび、様々なオブジェを形成し、美しくも神秘的な地下宮殿が広がります。特に貴重なストロー鍾乳管(ストロー状の鍾乳石)が見られます。 「ドロッコ」という愛称のモノレールで向かうのも楽しみのひとつです。 ...»
天河大辯財天社は、奈良県吉野郡天川村坪内に鎮座する、古代より篤い信仰を集めてきた由緒正しい神社です。地元では親しみを込めて「天河神社」とも呼ばれ、現在も神社本庁に属する宗教法人として大切に守り継がれています。深い山々に囲まれた神域には、清浄で厳かな空気が漂い、訪れる人々の心を静かに整えてくれます。 日本有数の弁財天信仰の地 天河大辯財天社は、広島県の厳島神社、滋賀県の竹生島神社と並び、日本三大弁財天の一つと称されることがあります。古来より水の神、音楽や芸能の神として信仰されてきた弁財天を祀る社として、全国から多くの参拝者が訪れます。 境内では、弁才天女(市杵島姫命)をはじめ、熊野権現、吉...»
十津川村を象徴する壮大な空中回廊 谷瀬の吊り橋は、奈良県吉野郡十津川村に架かる、日本有数の規模を誇る歩行者専用の吊り橋です。清流・十津川(熊野川)をまたぎ、上野地(うえのじ)地区と谷瀬(たにぜ)地区を結ぶこの橋は、単なる観光施設ではなく、もともと地域住民の生活を支えるために築かれた「生活用吊橋」として知られています。橋の銘板には「たにぜばし(谷瀬橋)」と刻まれ、十津川村では正式に谷瀬大橋とも呼ばれています。 日本一の長さを誇った生活用吊り橋 谷瀬の吊り橋は、全長297.7メートル、川面からの高さは約54メートルという、非常にスケールの大きな構造を持っています。完成当時の1954年(昭和2...»
一口大の酢飯にサバや鮭、小鯛などの切り身をのせ、防腐効果の高い香り豊かな柿の葉で包んだ押し寿司。箱を開けた時、几帳面に収まった寿司が印象的だ。江戸時代、保存がきかないサバなどの魚は、塩でしめられた状態で奈良に届いた。塩でしめられたサバをにぎり飯にのせて、柿の葉にくるみ、石を重しにして作ったのが始まりとされる。すし飯に使われているのは、粘りが弱く、ほどよい硬さを持ち、寿司米に好適といわれる滋賀県産の近江米“日本晴”。“サバ”は、古くから伝えられてきた柿の葉寿司の定番の味で、酢でしめたサバの切り身をのせたもの。青魚特有の風味が苦手な方は、あっさりと頂ける“サケ”や、淡泊でありながら滋味豊かな旨みの...»
イノシシの肉は特有の臭みがあるので、「しし鍋」作りの際は、ゴボウ・ネギ・ミズナ・キクナなどの香味野菜を多く入れ、薬味にショウガ、粉ザンショウなどを使い肉の臭みを消した上、味噌で煮込む。寒い夜には、「しし鍋」を食べると体の芯から温まる。奈良の山間部には昔から猪や鹿、熊など野生動物がたくさんおり、雑木の実などを食して人間と共存してきた。奈良には海が無いため、動物性タンパク源の乏しかった昔は狩猟が盛んで、猪肉・鹿肉は日常的に食べられ、頭数調整にもなっていたといわれる。...»
吉野地方の山野に自生する、豆科つる性の植物である葛(くず)の根を、吉野地方に江戸時代から伝わる「吉野晒」という製法で灰汁(あく)抜きし、デンプンを精製した純白の澱粉100%が“吉野本葛”。1キロの葛根からわずか100グラムしかとれない貴重なもので、美しい白色となめらかな口当たりが特長だ。また、一般的によく知られている“吉野葛”は、吉野本葛にさつまいもやじゃがいもなどを原料としたデンプンを加えたもので、どちらも吉野の特産品である。滋養効果の高い葛根湯や、葛もちや葛きりなどの食品や料理の他、吉野本葛を贅沢に使用した食品や化粧品も人気だ。葛という和名は、かつて大和国(現:奈良県)吉野川(紀の川)上流...»
滋養をたっぷりと含むしいたけは、山のだしと呼ばれるほどの旨みを含む。古来よりおいしく、健康に良い食べものとして愛されてきたしいたけは、生しいたけや乾しいたけとして各種料理の材料となり食卓に並んでいる。近年、外国産のしいたけも良く見かけるが、国産の新鮮で肉厚なしいたけの味、香りは格別。奈良県では、原木しいたけとして、味や香りが濃い椎茸栽培に取り組んでいる。以前は、しいたけをはじめエノキタケ、ヒラタケなど全て原木で栽培されていたが、原木栽培が産業として残っているのは今ではしいたけのみとなっている。 旬 3月 4月 5月 9月 10月 11月 ...»
奈良県から全国へ出荷されるたくさんの果実の中で、量、質ともに全国トップクラスのもののひとつに奈良の柿が挙げられる。まず「刀根早生(とねわせ)」が出荷され「平核無(ひらたねなし)」、「富有(ふゆ)」と12月まで柿の季節が続く。五條市西吉野町では最盛期には1日200トンもの柿が出荷されている。奈良の温度差のある気候や風土が、柿作りに適していたことがうかがえる。柿が赤くなると医者が青くなる、と言われるほど、ビタミンC、食物繊維、ポリフェノールなど体に良い成分が柿には多く含まれている。 旬 9月 10月 11月 12月 ...»
正岡子規の「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」の句もあるように、奈良県の柿は、全国でも高い生産高を誇り、特に五條市西吉野地区は有名で、地区内には柿の形をした「柿博物館」も設置されている。その、奈良名産の干し柿を使って考案された、奈良らしいおしゃれで美味しい和風のパウンドケーキに仕上げた菓子が「柿ケーキ」。厳選した素材を使った手作りのケーキで、平城遷都1300年記念で行われた「奈良のうまいもの」に登録されている。水を使わずに柿の果汁だけで仕上げた柿ようかんを生地の真ん中に芯として、甘みが凝縮した干し柿を散りばめて種に見立て、本物の柿のヘタをのせ、柿そっくりの形に仕上げている。手焼きで丁寧に焼き上げた、...»
奈良の特産品といえる鮎。鮎は魚へんに占うと書いて「鮎」とするように、昔の人はこの魚を占いに使ったという。また、香魚と書いてあゆと読み、そのかぐわしい香りを、みずみずしい西瓜にたとえた。そして、春の遡上から秋の産卵までと、わずか1年でその一生をとじる鮎を年魚とも表現した。鮎を味わう料理には、はらわたを抜かずに姿のまま塩焼きにし、焼きたてをタデ酢で食べる「鮎の塩焼き」がある。また、素焼きにしたアユに練り味噌を付けて焼き目をつける鮎の魚田、姿寿司、甘露煮、はらわたの塩辛であるうるかなども人気がある。 旬 6月 7月 8月 鮎寿司 吉野山地の清流で育った天然のアユは、川の石に付いた藻を...»
奈良県で育てている地鶏で、赤みを帯びて、脂肪が適度にのったしまった肉質が特長。味には甘味があり、しっかりとした味の深みが鶏肉本来の味と評価される。たたき、塩焼き、鍋物、しゃぶしゃぶ、すき焼き、焼き鳥など、また、正肉から内臓、ガラまで、和洋中、幅広い料理に利用できる。 奈良県で戦前に飼育されていた「大和かしわ」は、京阪神で「肉質がよい」と名声を博し、愛知県、徳島県と並んで日本三大養鶏地と呼ばれた。しかし、終戦直後の飼料の配給統制により生産が著しく衰退したことに加えて、1960年以後、大量生産が可能で安価なブロイラーが急速に普及したため、飼育に手間のかかる大和かしわは姿を消した。 昔ながらの懐...»
きめ細かで色の濃い赤身の肉の中に上質な脂肪の霜降りが適度に入り、口の中ですっと溶ける甘い脂肪と、柔らかくジューシーな肉質が特徴の奈良が育てたブランド豚。 繁殖能力に優れたイギリス原産の白色豚「大ヨークシャー種」とデンマーク原産の白色豚「ランドレース種」を交雑した強靭な母と、産肉能力に優れたアメリカ原産「デュロック種」の父から生まれた子豚を、健康に育てている。きれいな水と澄んだ空気に恵まれた自然の中、飼育面積が広い開放的な豚舎で、専用に配合された飼料を与えられている。 しゃぶしゃぶをはじめとする鍋料理、豚カツ、ステーキ、生姜焼き、煮込み料理など、和洋中、幅広い料理で利用できるので、コクと甘み...»
その昔、下市町の2月のお祭りで売られた”すあめ”は、中にたくさんの空洞ができるので、年初めに「見通しが良い」という縁起物の飴だったそうだ。このなつかしい飴に滑らかさと優しい味わいを出すために、奈良県産本葛を加えたのが「葛飴」だ。奈良県産の本葛を練り込み、軽く、なめらかに、直火釜でじっくり焼き上げている。葛でんぷんは消化しやすく、解熱作用や血行を良くする作用が古くから知られており、風邪の時の栄養補給や赤ちゃんの離乳食には欠かせないものだった。「葛飴」のサクサクと軽くてほんのりとした上品な甘さ、なめらかな葛の口当たりに、心が癒される。夏場は溶けるため販売しないのでご注意。...»
「ゆべし」というと和菓子を思い出す方が多いと思うが、奈良県十津川村周辺に伝わる“柚べし”は、ゆずを上部を切った後、中身をくりぬき、味噌やくるみ、しいたけ、大豆など、様々な具材を詰め込み、藁などを巻いて日陰で1か月から半年ほど乾燥させて作る、昔ながらの保存食だ。現代では珍味として、そのまま薄く切って食べれば、ゆずと味噌の風味のマッチした味がお酒のおつまみにぴったり。ワインのお供として食べるときはチーズにのせて食べるのがおすすめだ。 古くからある料理で、江戸時代の料理書『料理物語』には、ゆべしの製法が酒のつまみとして記されています。奈良県の十津川ゆべしもこの製法を受け継いでいます。 十津川ゆべ...»
葛の根をつぶして水にさらしながら精製し、でんぷんを取り出したくず粉は、吉野地方のような良い水と冬の厳しい寒さがなくては作れない。また、讃岐地方特産の和三盆の原料は、熱帯地方のサトウキビとは別の種類で、香川県で栽培される竹蔗から取る。職人が昔ながらのやり方で練りをくり返し、独特の繊細な甘さときめ細かさ、口溶けのよさを生み出す。和三盆だけを押し固めた干菓子は京都や金沢のものも有名だが、明治15年(1882年)に創業の吉田屋の「西行桜」は、和三盆に吉野葛を加えており、スッと口の中でとろけるなめらかな舌触りが独特で、忘れられない。...»
伝統的町並みの美しい新町にあるナカコ将油は、明治10年(1877年)の創業伝統的な自家醸造蔵の形式を守る天然醸造醤油メーカーだ。ナカコの「濃口将油」は、国内産100%の大豆と小麦を使用した低塩仕込み。醤油を絞る圧力を通常の半分程度に抑えて旨味だけを取り出した、贅沢でまろやかな味わいだ。「昆布将油」は、北海道利尻昆布を使用。卵掛けご飯や刺身、鍋の隠し味にもこれ一本で味が決まる。「昆布溜り将油」は、さらに手間をかけているから旨味が濃厚で、肉・魚料理にかけるだけで照り焼きのような風味に。野外でのバーペキューや焼きおにぎりにも活躍する。...»
奈良県中部に位置する大淀町は、吉野川の右岸に広がる自然豊かな町です。近鉄大阪阿部野橋駅から約1時間でアクセスできるため、大阪都市圏への通勤・通学も可能なベッドタウンとしての側面も持ち、吉野郡の中核として発展してきました。近年は少子高齢化や過疎化が進む地域が多い吉野郡の中でも、比較的活気のある町として知られています。 歴史と町名の由来 大淀町という名称は、明治時代に町村制が実施された際に名付けられました。当初、「大北村」という名称が候補に挙がっていましたが、最終的には初代村長である大北作次郎の「大」と、下渕地区にある「座頭渕」の「淀」を組み合わせて「大淀」とされたと伝えられています。また、『...»
奈良県のほぼ中央に位置する下市町は、豊かな自然と深い歴史に彩られた町です。吉野川の南側に広がるこの町は、平安時代から吉野地方への玄関口として栄え、独自の文化と伝統が息づく場所となっています。 地理と自然環境 下市町は、吉野川(和歌山県では紀ノ川)の南岸に位置し、四季折々の美しい自然景観が広がっています。主要な山岳としては櫃ヶ岳や栃原岳があり、これらの山々が豊かな森林を形成し、町の自然を守り続けています。また、吉野川や秋野川などの清流が町内を流れ、その水は農業や林業に欠かせない大切な資源となっています。 歴史と文化 下市町は、平安時代から商業の中心地として発展してきました。特に下市札と呼...»
奈良県の中部、吉野郡に位置する黒滝村は、美しい自然と深い歴史が息づく村です。村の総面積の約97%が林野で占められており、日本有数の吉野杉の産地としても有名です。その豊かな自然と山々に囲まれた地形から、“奈良のへそ”という愛称で親しまれています。 地理と自然環境 黒滝村は大峰山脈北部に位置し、吉野山の南側、主脈の西側に広がる山間の村落から構成されています。村内には、大天井ヶ岳、四寸岩山、扇形山、柏原山、百貝岳といった標高の高い山々が連なり、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。また、村を流れる黒滝川は紀の川水系の大和丹生川の上流部に位置し、その清らかな水は村の自然を育む大切な命の源です...»
世尊寺は、奈良県吉野郡大淀町比曽に位置する曹洞宗の寺院で、山号は「霊鷲山(りょうじゅせん)」と称されます。本尊には阿弥陀如来(放光樟像)を安置しており、聖徳太子霊跡第7番札所としても知られています。 由緒ある比曽寺の歴史 古代よりこの地に存在した寺院は、かつて「比曽寺(ひそでら、または比蘇寺)」と呼ばれており、大規模な伽藍を擁していたと伝えられます。現在の世尊寺は江戸時代に再興され、規模を縮小して整備されたものですが、寺域跡は昭和2年(1927年)に「比曽寺跡」として国の史跡に指定されています。 創建と聖徳太子の関わり 創建は古く、聖徳太子が建立したとされる48寺の一つであり、当初は「...»
奈良県吉野郡下市町長谷に鎮座する丹生川上神社下社は、日本古来の水神信仰を今に伝える由緒ある神社です。式内社の名神大社であり、さらに二十二社のうち「下八社」の一社としても知られています。かつては官幣大社という高い社格を誇り、現在は神社本庁の別表神社として登録されています。 名称と位置づけ この神社の名称「下社」は、吉野郡川上村にある「上社」との位置関係によるものであり、川上の水源とその流れの守り神として上下関係で信仰されています。 ご祭神 主祭神:闇龗神(くらおかみのかみ) かつては高龗神(たかおかみのかみ)を祀っていましたが、大正時代の祭神変更により、現在は闇龗神が祀られています。ま...»
願行寺は、奈良県吉野郡下市町に位置し、秋野川の左岸、御坊山の麓に佇む由緒ある寺院です。浄土真宗本願寺派に属し、山号を「至心山(ししんざん)」と称します。地元では「下市御坊」の名で親しまれています。 歴史的背景 願行寺の起源は古く、本願寺第三世である覚如(かくにょ)の長子・存覚(ぞんかく)の廟がもともとあった古御坊に遡ります。この古御坊を、八世蓮如(れんにょ)が明応年間(1492年〜1501年)に現在の地へ移し、吉野地方における浄土真宗の布教拠点としたのが始まりです。 存覚と大和国との関わり 存覚は南北朝時代の康永2年(1343年)から貞和5年(1349年)にかけて、たびたび大和国を訪れ...»
河分神社は、奈良県吉野郡黒滝村大字中戸に鎮座する、由緒ある神社です。黒滝村の6つの大字─赤滝、中戸、寺戸、脇川、堂原、御吉野─における産土神として、地域の信仰を集めてきました。 立地と周辺環境 神社は黒滝川と川合川が合流する中戸字川戸に位置しており、かつては口吉野の下市から広橋峠、小南峠を経て大峰山登山口の洞川へ向かう「山上街道(山上参り道)」沿いにありました。現在でも、県道洞川下市線と県道赤滝五條線が交わる交通の要衝として、重要な役割を果たしています。 境内は丘陵の尾根の先端にあり、銀杏や杉の巨木が静かに佇む、荘厳で落ち着いた雰囲気を持っています。 歴史と信仰 河分神社は、奈良の春...»
鳳閣寺は、奈良県吉野郡黒滝村に位置する由緒ある寺院で、真言宗鳳閣寺派の本山として知られています。山号は百螺山(ひゃくらさん)、本尊には如意輪観音(にょいりんかんのん)が安置されています。 古代より続く信仰の歴史 寺伝によれば、鳳閣寺の創建は飛鳥時代の白鳳6年(678年)にさかのぼり、修験道の開祖として名高い役小角(えんのおづぬ)が天皇の命を受けて開創したと伝えられています。その後、平安時代の寛平7年(895年)に高僧聖宝(しょうぼう)によって中興され、寺の再興と発展が図られました。 江戸時代には元禄13年(1700年)、鳳閣寺は京都の醍醐寺三宝院の配下となり、修験道の当山派を統括する重要...»
吉野町は奈良県の中部に位置する自然豊かな町で、美しい山々と清流に囲まれています。古代から修験道の聖地としても知られ、多くの文化財や史跡が残っています。2012年には「日本で最も美しい村」連合に加盟しており、その自然と歴史の豊かさが評価されています。2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録され、国内外から多くの観光客が訪れています。 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」 吉野町には、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された数多くの歴史的な場所があります。これらは修験道や信仰の中心地として、古くから人々に敬われてきました。 吉野山 吉野山は、春には3万本...»
津風呂ダムは、奈良県吉野郡吉野町河原屋地区に位置し、一級河川である紀の川水系・津風呂川に建設された重力式コンクリートダムです。このダムは、主に農業用水と生活用水の供給を目的として建設されたものであり、現在では奈良盆地を支える重要な水資源拠点となっています。 津風呂ダムの歴史と背景 水資源をめぐる奈良と和歌山の争い かつて、奈良盆地は大きな河川が存在せず、水の確保が非常に困難な地域でした。そのため、他地域では豊作でも奈良盆地では干ばつによる不作が頻繁に起きていたのです。一方、和歌山県は水が豊富に見えるものの、夏季に雨が集中することで渇水リスクも高く、両県とも水資源の確保に悩まされていました...»
吉野ロープウェイは、日本国内で現存する最も古い索道路線として知られています。吉野大峯ケーブル自動車株式会社によって運営されている旅客用のロープウェイで、正式名称は吉野山旅客索道です。 駅と周辺の見どころ 千本口駅 近鉄吉野駅から徒歩約3分。千本口駅は吉野山の玄関口に位置し、紅葉の名所としても知られています。秋には真っ赤に色づくもみじのトンネルが広がり、訪れる人々を魅了します。駅周辺にはお土産店や食堂もあり、観光の起点として賑わいを見せます。 吉野山駅 山上に位置する吉野山駅は、索道の制御拠点でもあり、ここから吉野山内の観光スポットへのアクセスが便利です。 ゴンドラと車両 歴代ゴン...»
奈良県吉野町、世界遺産にも登録されている吉野山の上千本エリアに鎮座する吉野水分神社は、古来より人々の信仰を集めてきた霊験あらたかな神社です。別名を子守宮(こもりのみや)とも呼ばれ、豊かな水を司る「水の神」や「子授けの神」として知られています。 世界遺産の構成資産として この吉野水分神社は、2004年(平成16年)にユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一つとして登録されました。吉野山という霊地に佇むこの神社は、その文化的、宗教的意義の高さからも注目されています。 神社の起源と歴史 古代より続く信仰の証 吉野水分神社の創建年は明確ではありませんが、最古の記録は『続日本...»
金峯神社は、奈良県吉野郡吉野町の奥千本エリアにひっそりと佇む由緒ある神社です。式内社(名神大)に列し、かつての社格は郷社。吉野山の最奥部にあたる青根ヶ峰の近くに位置し、吉野山全体の地主神をお祀りする聖地です。霊峰金峯山(きんぷせん)に広がる信仰の中心として、古くから人々の崇敬を集めてきました。 この神社の境内は、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」(2004年登録)の構成資産の一部としても登録されています。日本の精神文化と自然信仰が融合する象徴的な場所です。 御祭神と信仰の由来 金山毘古命を祀る神聖な社 金峯神社の主祭神は、金山毘古命(かなやまひこのみこと)。この神は、吉野山の...»
金峯山寺は、奈良県吉野郡吉野町吉野山に所在する、金峯山修験本宗の総本山です。古来より山岳信仰の中心地として多くの修験者を迎え入れ、現在に至るまでその歴史と伝統を受け継いでいます。山号は「国軸山(こくじくざん)」と称され、寺の創建は伝説的な修験者である役小角(えんのおづぬ)によると伝えられています。 金峯山寺の本堂である蔵王堂には、3体の蔵王権現立像が安置されており、中でも中央の像は高さおよそ7メートルにもおよぶ巨大な尊像であり、その壮観な姿は訪れる者を圧倒します。この像は秘仏とされ、特別な期間を除いて一般には公開されておらず、「日本最大の秘仏」とも称されています。 吉野山の霊場としての歴史...»
紀伊山地に息づく修験道の聖地 大峯奥駈道は、奈良県の吉野と和歌山県の熊野三山を結ぶ、全長約170kmにおよぶ壮大な山岳修行の道です。標高1,000~1,900m級の険しい大峰山脈の主稜線を縦走するこの道は、修験道の開祖とされる役行者(えんのぎょうじゃ)が8世紀初頭に開いたと伝えられ、1300年以上にわたり山岳信仰の聖地として受け継がれてきました。 世界遺産と史跡に指定された歴史的な古道 2002年には国の史跡「大峯奥駈道」として指定され、2004年7月にはユネスコ世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産として登録されています。道として世界遺産に登録されている例は極めて少なく、スペ...»
大名持神社は、奈良県吉野郡吉野町河原屋にある古社で、古くは名神大社として朝廷から篤く崇敬されてきた歴史を持ちます。旧社格は郷社に列せられており、地元では「大汝宮(おおなむちのみや)」の名でも親しまれています。 神社の立地と風景 大名持神社は、旧伊勢街道と旧東熊野街道の分岐点付近にあり、対岸には美しい妹山を望むことができます。吉野川の流れと調和するその風景は、自然と歴史が織り成す神聖な空間を形成しています。神社は独立峰の妹山の山麓に位置しており、古来から信仰の対象とされてきました。 祭神と信仰 主な祭神 当神社に祀られている主な祭神は次の三柱です: 大名持御魂神(おおなもちみたま...»
吉野神宮は、奈良県吉野郡吉野町の吉野山に位置する、格式高い神社です。後醍醐天皇を主祭神とし、明治時代に創建されたこの神社は、建武中興十五社のひとつとして、歴史的にも重要な位置を占めています。かつては官幣大社に列し、現在は神社本庁の別表神社とされています。 神社の創建と歴史的背景 後醍醐天皇を祀る神社として 吉野神宮の起源は、南朝の後村上天皇が、1339年(延元4年)に崩御した父・後醍醐天皇の像を、吉水院に安置したことに始まります。明治時代になると神仏分離が進められ、1873年(明治6年)に吉水院は神社化され、後醍醐天皇社、のちに吉水神社となりました。 吉野神宮の創設 1889年(明治...»
桜本坊は、奈良県吉野郡吉野町にある金峯山修験本宗の別格本山であり、古より山岳信仰と修験道の霊場として篤く信仰を集めてきた由緒ある寺院です。 正式には「櫻本坊」と表記されるこの寺は、吉野山の自然に囲まれた静寂の中にあり、本尊として神変大菩薩(役行者)倚像を祀っています。また、大峯山寺を護持する五箇院のひとつにも数えられ、山伏文化を今に伝える文化財の宝庫でもあります。 歴史と伝承に彩られた開基の由来 夢に現れた桜が導いた創建の物語 桜本坊の創建は、天武天皇(大海人皇子)にまつわる伝承に端を発します。天智天皇との確執を避け、弟である大海人皇子は吉野の「日雄離宮」に滞在していた際、ある冬の夜に...»
竹林院は、奈良県吉野郡吉野町吉野山に位置する、修験道の歴史と深く結びついた由緒ある寺院です。現在は単立の寺院として活動しており、その本尊には不動明王、蔵王権現、役行者、そして弘法大師が祀られています。かつては大峯山寺の護持院のひとつとしての役割も果たしており、修験道の信仰の重要な拠点であり続けてきました。 また、竹林院は役行者ゆかりの霊跡を巡る「役行者霊蹟札所」のひとつでもあり、多くの巡礼者や観光客が訪れます。宿坊「竹林院群芳園」としても広く知られ、訪れる人々に静かな癒しと心の安らぎを与えています。 竹林院の歴史 聖徳太子と空海にまつわる伝承 竹林院の創建については、寺伝によれば聖徳太...»
如意輪寺は、奈良県吉野郡吉野町吉野山に位置する、浄土宗の由緒ある寺院です。山号は塔尾山(とうのおさん)と称し、本尊として如意輪観音が祀られています。この寺院は、吉野の歴史と深い関わりを持ち、特に南北朝時代には後醍醐天皇の勅願所として重要な役割を果たしました。本堂の背後には、後醍醐天皇の陵墓「塔尾陵(とうのおのみささぎ)」および世泰親王墓があり、今も静かに佇んでいます。 歴史と由来 平安時代に開創された古刹 如意輪寺の創建は、平安時代中期の延喜年間(901年~922年)に遡ります。開基は高僧日蔵上人と伝えられており、山中に静かに佇む霊場として多くの信仰を集めました。 南北朝の動乱と後醍醐...»
奈良県吉野郡吉野町に位置する本善寺は、浄土真宗本願寺派に属する由緒ある寺院です。山号を六雄山(むつおざん)と称し、地元では「飯貝御坊」の名でも親しまれています。深い信仰と長い歴史に育まれた本善寺は、吉野地方の宗教的・文化的拠点として重要な存在です。 本善寺の概要 本善寺は、15世紀後半に創建された古刹であり、現在も多くの参拝者や歴史愛好家が訪れる地となっています。寺院には国の登録有形文化財に指定された建築物が数多くあり、浄土真宗の信仰と歴史の重みを今に伝えています。 本善寺の歴史 創建と蓮如の関わり 本善寺の創建は1476年(文明8年)、浄土真宗中興の祖として知られる蓮如上人が、飯貝...»
天川村は、奈良県南部に位置する自然豊かな村で、「天の国」「木の国」「川の国」をキャッチフレーズに掲げています。美しい山々と清らかな川に囲まれ、古くから修験道の聖地として栄え、多くの参拝者や観光客が訪れる場所です。その象徴ともいえる大峰山は、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の主要構成要素の一つであり、神秘的な雰囲気が漂っています。 自然と地理 天川村は「近畿の屋根」と称される大峰山脈の山々に囲まれています。中でも近畿地方の最高峰である八経ヶ岳(1,915m)や、霊山として知られる弥山などがあり、雄大な自然が広がります。また、村内には熊野川の源流である天ノ川(てんのかわ)が流れ、そ...»
吉水神社は、奈良県吉野郡吉野町吉野山に鎮座する由緒ある神社です。かつては金峯山寺の一院として存在し、「吉水院(きっすいいん)」という名で知られていました。現在では、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一つとして、多くの参拝者や観光客が訪れる地となっています。 吉水神社の歴史 創建と修験道との関わり 吉水神社の起源は古く、社伝によると白鳳年間(7世紀後半)に、修験道の開祖である役行者(えんのぎょうじゃ)によって創建されたと伝えられています。当初は僧坊「吉水院」として、金峯山寺の修行施設のひとつとして機能していました。 源義経と静御前の伝説 文治元年(1185年)、源義経が兄・...»
野迫川村は、奈良県の南部に位置する自然豊かな村で、2020年の国勢調査によれば、離島を除いて日本で最も人口が少ない自治体です。その雄大な山々と清らかな川に囲まれたこの村は、「天空の国」をキャッチコピーとしており、特に美しい雲海の名所として知られています。 地理と自然 野迫川村は奈良県南西部、紀伊山地西部に位置し、標高1,000メートルを超える山々に囲まれています。代表的な山には、夏虫山(1,349m)、伯母子岳(1,344m)、荒神岳(1,260m)、陣ヶ峰(1,106m)があります。これらの山々は四季折々に美しい景観を見せ、特に秋の紅葉や冬の雪景色は訪れる人々を魅了します。 村内には熊...»
上北山村は、奈良県の南東部に位置し、吉野郡に属する美しい山村です。県内で最も人口密度が低く、面積が広い自治体の一つであり、そのほとんどが豊かな森林に覆われています。村の面積の97%が森林であり、雄大な自然が広がるこの地は、多くの観光客を惹きつけています。 地理と自然 上北山村は吉野郡の南部、紀伊山地の大峰山脈と台高山脈に挟まれた山間部に位置します。西には「近畿の屋根」とも称される大峰山脈、東には標高1,700mを超える大台ヶ原がそびえ、四季折々の美しい自然が楽しめます。 主な自然景観 大台ケ原 - 日本有数の多雨地帯であり、豊かな原生林と多様な動植物が生息しています。 ナメゴ谷 ...»
下北山村は、奈良県の南部に位置する自然に恵まれた山村で、吉野郡に属しています。村の大部分が吉野熊野国立公園に指定されており、また世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部である大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)が村内を縦断しています。このことからも、下北山村がいかに信仰や自然との関わりが深い土地であるかがうかがえます。 地理的特徴 下北山村は山々に囲まれた地形が特徴的で、釈迦ヶ岳や地蔵岳といった名山を有しています。村を流れる主要な河川には北山川や池郷川があり、これらの清流は地域の自然美を際立たせています。また、池原ダムによって形成された池原貯水池は、美しい湖面をたたえる観光名所であり、バス釣...»
日本一広大な村が育んだ自然・歴史・祈りの里 十津川村は、奈良県の最南端に位置し、紀伊半島の奥深い山々に抱かれた日本一面積の大きな村です。三重県・和歌山県と県境を接する山村で、村の東西幅は約33.4km、南北幅は約32.8kmに及び、その面積は672.38平方キロメートルに達します。その広大さは滋賀県の琵琶湖や東京都23区よりも大きいほどです。 村域の大半は急峻な山々と深い谷に覆われ、清流・十津川や熊野川が流れる自然豊かな土地です。人の営みと自然が寄り添いながら紡がれてきたこの村は、訪れる人に安らぎと学び、そして忘れがたい感動を与えてくれる特別な場所です。 また、奥吉野地方に位置するこの地...»
川上村は、奈良県の南東部に位置する自然豊かな村であり、古くから吉野杉を育む「吉野林業」の中心地として知られています。村全体が緑に包まれ、豊かな水と森林資源に恵まれているこの地域は、静寂な山間の中で歴史と文化、自然の美しさを今に伝える貴重な場所です。 地理と自然環境 川上村は、西に大峰山脈、東に台高山脈を抱え、その間を流れる吉野川(紀の川)の源流域にあたります。特に、大自然の宝庫として名高い大台ヶ原山の北西に位置しており、美しい渓流や深い森が広がっています。 村内には、水資源を活用した大迫ダムや大滝ダムが整備されており、水力発電や治水、生活用水として地域社会に重要な役割を果たしています。ま...»
東吉野村は、奈良県東部、三重県との県境に位置する山あいの村です。台高山脈の北辺、高見山の西側に広がり、村の大部分を豊かな森林が占めています。澄みきった清流と深い緑、そして四季折々に表情を変える山々に囲まれた風景は、訪れる人の心を静かに癒してくれます。 古くから伊勢街道を中心に発展してきた歴史を持ち、山里ならではの素朴な暮らしと、由緒ある神社仏閣、維新の歴史を伝える史跡など、多彩な魅力を今に伝えています。 東吉野村の地理と風土 村は標高差に富み、四郷川や高見川などの清流が山々を縫うように流れています。春は山桜やしだれ桜が咲き誇り、夏は川遊びや蛍が楽しめ、秋には山全体が紅葉に染まり、冬には霧...»
大峯山寺は、奈良県吉野郡天川村に位置する、日本の修験道において極めて重要な寺院です。この寺は、大峯山系の主峰である山上ヶ岳(標高1,719.2メートル)の山頂付近に建てられ、厳しい自然と霊験あらたかな修行の場として長い歴史を刻んでいます。 また、この寺は世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されており、古くからの修験道文化と信仰の継承地として、国内外の注目を集めています。 女人禁制の伝統と儀式 大峯山寺は平安時代初期からの伝統として、今なお女人禁制を貫いています。この習わしは、山岳修行の清浄性を保つためとされ、毎年5月3日には「戸開式」、9月23日には「戸閉式」という儀式が行...»
大峯山は、奈良県南部に位置する山で、修験道の聖地として知られています。「大峯山」は広義には大峰山脈全体を指し、狭義には山上ヶ岳(さんじょうがたけ)を指します。歴史的には、山上ヶ岳の南にある小篠(おざさ)から熊野までの峰々を「大峯」と呼び、小篠から山上ヶ岳を含み尾根沿いに吉野川河岸までを「金峰山」と称していました。修験道の信仰では、青根ヶ峰より南を「大峯」、以北を「吉野」として区別しています。 山上ヶ岳の風景 山上ヶ岳は、天川村の洞川地区から望むことができ、その岩壁や山頂の湧出岩など、雄大な自然景観が広がっています。 女人結界門 山上ヶ岳への登山道には、宗教上の理由により女人禁制であるこ...»
壮麗な滝が描き出す自然美 双門の滝は、奈良県吉野郡天川村に位置し、「日本の滝百選」にも選定された名瀑です。全体の落差はおよそ70メートルに達し、上部ではいくつかの段に分かれた段瀑となり、下部では狭い岩の裂け目から勢いよく水が流れ落ちる、非常にダイナミックな景観を誇ります。 一般的な滝と異なり、双門の滝は簡単には到達できない秘境であり、アクセスには険しい登山道を進む必要があります。弥山川に沿って遡行し、裏双門と呼ばれる岩尾根に取り付き、そこを登ると「双門の滝テラス」と呼ばれる高台に到着します。ここから双門の滝の全貌を遠望することができます。 地質的な特異性と迫力ある地形 この滝を形成する...»