国の名勝に指定された広大な面積を誇る池泉回遊式庭園で、前園と後園の二つに分かれており、それぞれ異なった景色を楽しめます。
前園は江戸時代の1673年に奈良晒の御用商人であった清須美道清によって作られたもので、庭園内には茶室の三秀亭、挺秀軒、清秀庵などがあります。
後園は明治時代に実業家の関藤次郎により築かれたもので、若草山、東大寺南大門、春日山、御蓋山を借景とし、美しい緑の樹々の中に茶室が点在しています。
いずれも吉城川の水を引き入れていて、面積11,000平方メートルの奈良でも屈指の日本庭園です。
また、入口付近には古代中国の青銅器や朝鮮の高麗・李朝の磁器、日本の茶道具などを展示する寧楽美術館があります。
9:30~16:30
毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は開園し、翌平日に休園)
年末年始・庭園整備期間:12月末~1月中旬
依水園・寧楽美術館
一般 1,200円
大学生 500円
高校生 500円
中学生 300円
小学生 300円
近鉄奈良駅から徒歩で15分
JR・近鉄奈良駅からバスで6分