昴の郷は、日本一広い村として知られる奈良県十津川村に広がる、自然体験と温泉保養を同時に楽しめる総合リゾート施設です。四季折々に表情を変える山々と、川のせせらぎに包まれた静かな環境の中で、温泉・宿泊・レジャーを満喫することができます。敷地面積は約8,000坪以上にも及び、ゆったりとした空間で心身ともにリフレッシュできるのが魅力です。
昴の郷の中心施設である温泉保養館「星の湯」では、十津川温泉の源泉をそのまま使用した、100%源泉かけ流しの湯を楽しむことができます。加温・加水・循環を一切行わない“ありのまま”の温泉は、全国的にも大変貴重な存在です。
十津川温泉は、元禄年間に炭焼き職人によって発見されたと伝えられ、昭和38年に温泉地として整備されました。そして2004年には、湯泉地温泉・十津川温泉・上湯温泉の全施設で「源泉かけ流し宣言」を行い、日本で初めて温泉地全体が源泉かけ流しを掲げた地域となりました。
「星の湯」には、内湯・露天風呂・檜風呂・陶器風呂・打たせ湯・寝湯・低温風呂・枡風呂・茶碗風呂など、計9種類もの湯船が用意されています。露天風呂からは緑豊かな山々を望むことができ、自然と一体になったような開放感を味わえます。
泉質:ナトリウム炭酸水素塩泉(弱アルカリ性・pH6.9)
湧出量:毎分約800リットル
肌をなめらかに整える“美肌の湯”としても知られ、冷え性や神経痛、リウマチ、五十肩、切り傷や火傷などに効果が期待されています。湯冷めしにくいのも特徴で、入浴後も体の芯から温かさが続きます。
施設内には飲泉場も設けられており、源泉を少量ずつ味わうことができます。一度にぐい飲み一杯程度を目安に、ゆっくりと体内に取り入れることで内臓の活性化が期待されます。外からも内からも温泉の恵みを感じられるのは、昴の郷ならではの魅力です。
昴の郷のもう一つの大きな特長が、十津川温泉の湯を利用した屋内温泉プールです。温泉を使用したプールは国内でも珍しく、年間を通して快適に利用できます。25m×6コースの本格的なプールに加え、幼児用の浅いプールも備えているため、ご家族連れにも大変人気があります。
温泉成分を含んだ水での遊泳は、体力づくりや美容効果も期待でき、健康増進施設としても高く評価されています。大きな窓からは四季折々の景色が広がり、自然を感じながらゆったりと泳ぐことができます。
敷地内に建つホテル昴は、木のぬくもりを活かした落ち着いた雰囲気のリゾートホテルです。熊野古道小辺路の果無峠ルート下山口・柳本橋の近くに位置し、長い山道を歩いた後の宿泊地としても最適です。源泉かけ流しの温泉に浸かり、旅の疲れをゆっくりと癒すことができます。
館内には多目的広場や足湯、温泉スタンド、ペットハウスなども整備されており、幅広いニーズに対応しています。夜には満天の星空が広がり、都会では味わえない静寂と自然美に包まれたひとときを過ごせます。
昴の郷を訪れたらぜひ体験したいのが、十津川村特有の人力ロープウェイ「野猿(やえん)」です。川の両岸に張られたワイヤーロープに吊り下げられた屋形に乗り、自分でロープをたぐり寄せながら対岸へ渡ります。
その姿が、猿が木のつるを伝って移動する様子に似ていることから「野猿」と名付けられました。かつては生活の足として実際に利用されていた交通手段で、橋が架かる前の重要な移動手段でした。現在は観光用として再現され、子どもから大人まで楽しめる人気アトラクションとなっています。
川面の上をゆっくり進む体験はスリルと爽快感にあふれ、まるで空中の秘密基地に向かうような感覚を味わえます。利用は無料で、ホテル昴の敷地内に設置されています。
・野猿は一人乗りです。
・ワイヤーロープと滑車の間に指を挟まないようご注意ください。
・屋形の中央に座り、身を乗り出したり揺らしたりしないでください。
昴の郷は、温泉で癒され、プールで体を動かし、野猿で冒険心をくすぐられる、大自然の遊び場です。広大な敷地には多目的広場もあり、家族旅行やグループでの滞在にも最適です。
十津川温泉の豊富な湯量と良質な泉質、そして手つかずの自然に囲まれた環境が、訪れる人の心と体をやさしく再生してくれます。四季を通して楽しめる昴の郷で、ゆったりとした癒しのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。