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湯泉地温泉 滝の湯

(とうせんじ おんせん たきのゆ)

湯泉地温泉「滝の湯」は、奈良県吉野郡十津川村小原に位置する、自然と一体になれる公衆浴場です。渓谷沿いに佇むこの温泉は、すぐそばを流れ落ちる滝を望める露天風呂が大きな魅力で、滝の音とともに心身を癒やすひとときを過ごすことができます。

滝を間近に感じる露天風呂

露天風呂から眺められる滝は、高さ3〜4メートルほどと決して大きくはありませんが、間近で水が落ちる様子と心地よい水音が、訪れる人の心を穏やかにしてくれます。夜には滝がライトアップされ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気の中で入浴を楽しめます。

木のぬくもりあふれる浴場空間

浴場は、もともと旅館であった建物を改装した施設で、男女別の内湯と露天風呂を備えています。館内や浴槽には十津川村産の木材がふんだんに使われており、木の香りと硫黄のやさしい香りが漂う、落ち着いた空間が広がります。渓谷沿いの素朴な雰囲気も相まって、ゆったりとした時間を過ごせます。

源泉かけ流しの「ほんまもんの温泉」

湯泉地温泉の泉質は、アルカリ性単純硫黄泉で、源泉温度は約60度、pH9.1を誇ります。基本的には源泉かけ流しで利用され、季節に応じて湯温調整のため加水されることはありますが、循環や再利用は行われていません。無色透明でやわらかな肌触りのお湯は、神経痛や慢性婦人病など、全般的な不調に効果があるとされています。

十津川温泉郷と湯泉地温泉の歴史

湯泉地温泉は、役行者によって湧出されたと伝えられる、十津川村で最も古い温泉です。1581年には佐久間信盛が訪れたともいわれ、長い歴史を誇ります。十津川村は2004年、全国で初めて「源泉かけ流し宣言」を行い、村内すべての温泉施設で、加温・循環・消毒を行わない本物の温泉を守り続けています。

アクセスと利用のしやすさ

JR和歌山線五条駅から奈良交通バスで約2時間30分、「十津川村役場」下車後、徒歩約10分とアクセスも比較的良好です。日帰り入浴はもちろん、周辺には旅館や民宿も点在しており、静かな山峡の情緒を味わいながら滞在することもできます。

自然、歴史、そして良質な温泉が調和した湯泉地温泉 滝の湯は、十津川村を訪れた際にぜひ立ち寄りたい癒やしの名湯です。

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名称
湯泉地温泉 滝の湯
(とうせんじ おんせん たきのゆ)

吉野・天川村・十津川

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