清納の滝は、奈良県十津川村の山深い場所にひっそりと佇む、美しい自然に囲まれた滝です。村の約96%を森林が占める豊かな環境の中にあり、訪れる人々に涼やかで神秘的なひとときを提供してくれます。
落差は約10メートルと決して高くはありませんが、豊富な水量と広々とした滝壺を持ち、間近で見ると迫力は十分です。滝壺のすぐそばまで近づくことができ、勢いよく流れ落ちる水しぶきを全身で感じられるのが大きな魅力です。
その爽快感から、清納の滝は別名「マイナスイオンの滝」とも呼ばれています。舞い上がる水しぶきは天然のミストのようで、暑い季節にはひんやりと心地よく、まさに避暑地ならではの癒しを体感できます。
滝は木々に囲まれた山奥に位置し、周囲から切り離されたような静寂と神秘的な雰囲気に包まれています。晴れた日の午前中には、青空や緑が滝壺の水面に映り込み、太陽の光が水しぶきに反射して幻想的な景色が広がります。特に午前中は涼しく、美しい光景を楽しめるベストタイムとされています。
清納の滝の近くには、「大野出合のヴィーナス」と呼ばれる岩があります。女性の横顔のように見えることから名付けられ、見つけると幸運が訪れるとも言われています。緑豊かな山々に囲まれてほほえむように見える岩を探しながら散策するのも楽しみの一つです。
滝へは国道425号線沿いの駐車場から、約200メートルの滝道を歩いて向かいます。道中には岩場もあり、ちょっとしたハイキング気分と森林浴を同時に楽しめます。徒歩約5分ほどで到着できるため、気軽に立ち寄れるのも魅力です。
アクセスは、十津川村役場から国道168号線を経由し、滝高架橋より国道425号線(21世紀の森方面)へ進みます。「大野出合」付近から細道に入り、徒歩で向かいます。
十津川村の大自然が生み出した清納の滝。迫力ある水しぶきと澄んだ空気に包まれながら、心身ともにリフレッシュできる癒しのスポットです。十津川を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。