奈良県 > 明日香・橿原 > うだ・アニマルパーク
うだ・アニマルパークは、奈良県宇陀市大宇陀小附に位置する県立の動物ふれあい公園です。広々とした自然の中で、人と動物が身近にふれあいながら「いのちの大切さ」を学ぶことを目的とした施設で、入園料・駐車場ともに無料という点も大きな魅力です。総面積約8.2ヘクタールの園内には、やぎや羊、ポニー、牛、うさぎ、鶏など多くの動物が飼育されており、家族連れを中心に多くの来園者でにぎわっています。
園の基本理念は、動物を通して学ぶ「いのちの教育」です。動物と直接ふれあい、観察し、世話を体験することで、命の尊さや思いやりの心を育むことを目指しています。遠足や校外学習の受け入れも積極的に行っており、動物の立場に立って考える教育プログラムや出前授業なども実施されています。
園内の中心施設である動物学習館には、展示エリアや映像コーナー、学習室、加工体験室などが整備されています。動物に関するパネル展示やQ&Aコーナーでは、楽しみながら知識を深めることができます。加工体験室ではバター作り体験が行われ、特別イベントとしてアイスクリーム作りが実施されることもあります。ホールにはテーブルと椅子が設置されており、休憩や軽食にも利用できます。
やぎや羊、ポニー、ミニチュアホースなどが暮らすエリアです。えさやり体験やポニー乗馬体験、乳しぼり体験など、動物と直接ふれあえる機会が豊富に用意されています。放牧場ではのびのびと草をはむ羊の姿を間近に見ることができ、小動物舎ではうさぎやモルモット、にわとりなどを観察できます。
大きなローラーすべり台「アニマルスライダー」や遊具広場があり、子どもたちに人気のエリアです。自然生態園には噴水池や東屋、ベンチが設けられ、ゆったりと散策を楽しむことができます。高台からは周囲の景色を見渡すことができ、お弁当を広げるのにも最適です。
園内には動物愛護センターも併設されており、保護された犬や猫の譲渡活動を行っています。命を守る取り組みを間近に感じることができる点も、うだ・アニマルパークの大きな特色です。登録制のドッグランも整備されており、愛犬とともに訪れることも可能です。
この地はもともと奈良県畜産技術センターとして、牛や豚、鶏の研究が行われていました。2008年4月、その跡地を活用して現在のうだ・アニマルパークが開園しました。以来、来園者は年々増加し、今では年間20万人を超える人気施設となっています。
公共交通機関をご利用の場合は、近鉄「榛原駅」南口より奈良交通バス「大宇陀(内原)行」に乗車し、「五十軒」バス停で下車、徒歩約5分です。お車の場合は名阪国道「針IC」から吉野・大峯方面へ約16km、所要約25分となっています。
自然豊かな宇陀の地で、動物たちと心あたたまる時間を過ごせるうだ・アニマルパーク。遊びながら学び、命の尊さに触れることができる、世代を問わずおすすめの観光スポットです。